とまじ庵

TOMADIAの後日譚?

3月のコアアップデートで「Googleの検索結果がイマイチ」にメスが入るらしい?

ガジェット系ブロガーである前にただのガジェット好きなとまじぃです。

なのでちょっと話題になっているようなガジェットなんかは使用者のレビューとか見たいよな~ってんで Googleで探したりするんですよね。

でもさ…

上位を埋め尽くす「物量系サイト」

そもそもが「使ってみた人の忌憚なき意見」を見たくて探しているんですよこっちは!!

ところが…

検索上位に出てくるのはどんな機種を探しても同じ様なサイトばかり。

いや…まだAmazonとか価格コムとか大手物販系が並ぶのはわかる!!

でもその他が「買ったことも使ったこともない人が世間の意見をかいつまんでレビュー風に仕上げてる」系のサイトばかりなんですよね…

こういうサイトってもうテンプレが決まっていて。

  • ◯◯とは
  • 用途で選ぶ
  • サイズで選ぶ
  • 材質で選ぶ
  • ◯◯でおすすめのメーカー
  • オススメの〇〇トップ20

みたいな感じ。んで「おすすめの〇〇」の商品説明なんかは Amazonあたりから拾ってきた様な可もなく不可もないような特徴が羅列されてる。そんなサイト見たことありますよね? (My B◯Sst とか 36◯LifeとかSAKID◯RIとかそっち系です)

本来はそういうサイトって上位にはなりにくかったんですが なんだかんだですべてのジャンルの色んな商品をくまなく書いている…つまり圧倒的な物量でぶっ叩いてくるスタイルなんで結果的に「チリも積もれば戦略」で上位に来ちゃってる!そんな状況なわけです。

いよいよGoogleのコアアップデートで対応か?

そんな検索結果には一般ユーザーも辟易としていて アメリカではこんなレポートも発表される始末。

SEOとは、サイトやページを検索結果の上位に表示させるための施策のことです。基本的には、レイアウトの読みやすさや他のサイトからよく引用されていることなどを基準に優良なページを検索上位に表示するための仕組みですが、企業などが検索エンジンのアルゴリズムを解析して質の低い広告や宣伝用のサイトを上位に表示させることも少なくないため、しばしば「Google検索は死んでいる」などと評されています。

「SEOがGoogle検索を破壊してゴミに変えた」と大手ニュースサイトが主張しGoogleやSEO業界から猛反論を受ける - GIGAZINEより引用

そんな中ついにGoogleが重い腰をあげて改善に取り組むという噂が流れてきました!!

Googleが「人間のためではなくGoogle検索で上位に並ぶために作られた低品質なページ」の検索ランキングを下げる変更を発表 - GIGAZINE

要は「検索上位表示のために作られた 低品質だったりオリジナリティのないサイトは順位さげますよ!」ということらしい。

これが本当であれば…我ら個人系ブログにもやっと光明が差し込んで来るのかな?と思うわけですが

今回3月のコアアップデートの概要はこちら

ということでGoogleから発表された2024年3月のコアアップデートの概要を記載しておきます
(原文は英語のためGoogle翻訳にて日本語化したものです)

2024 年 3 月のコア アップデート

2024 年 3 月のコア アップデートは、通常のコア アップデートよりも複雑なアップデートであり、複数のコア システムへの変更が含まれます。これは、コンテンツの有用性を識別する方法の進化も示しています。

信頼できる情報を特定するために複数のシステムを 使用するのと同じように、さまざまな革新的なシグナルとアプローチを使用して、より有用な結果を表示するためにコアのランキング システムを強化しました。これを行うために使用される単一の信号やシステムはなくなりました。また、この変更を説明するために 新しい FAQ ページも追加しました。

これは複雑なアップデートであるため、展開には最大 1 か月かかる場合があります。さまざまなシステムが完全に更新され、相互に強化されるため、通常のコア更新よりもランキングの変動が大きくなる可能性があります。 更新が完了したら、 Google 検索ステータス ダッシュボードに投稿します。

人々向けに満足のいくコンテンツを作成している限り、クリエイターが今回のアップデートで行う必要がある新しいことや特別なことは何もありません。ランキングにランクされていない可能性があるコンテンツについては、役立つ、信頼できる、人を第一に考えたコンテンツの作成に関する ヘルプ ページを読むことを強くお勧めします。

新しいスパムポリシー

Google のスパム ポリシーは、 Google の検索結果の品質に悪影響を与える可能性のある行為に対処するように設計されています。本日、私たちは、人気が高まっている悪しき行為に対する 3 つの新しいスパム ポリシーを発表します。それらは、期限切れのドメインの悪用、拡大されたコンテンツの悪用、およびサイトの評判の悪用です。

コンテンツ作成者には、スパム ポリシーをすべて確認し、そのような行為を行っていないことを確認することをお勧めします。我々 のスパム ポリシーに違反するサイトは、結果のランクが低くなったり、結果にまったく表示されなかったりする場合があります。スパムによる手動対応の影響を受けた場合、サイト所有者は登録されているSearch Consoleアカウントを通じて通知を受け取り 、対応の再検討を申請できます。

新しいスパム ポリシーに加えて、本日、2024 年 3 月の スパム更新も開始します。

期限切れのドメインの悪用

期限切れドメインの悪用とは、期限切れのドメイン名が購入され、主にユーザーにほとんど価値を提供しないコンテンツをホストすることで検索ランキングを操作するために再利用されることです。たとえば、以前の所有者からのドメインの評判に基づいて検索で成功することを期待して、医療サイトで以前に使用されていたドメインを購入し、低品質のカジノ関連コンテンツをホストするためにそれを再利用する可能性があります。

期限切れのドメインの悪用は、人々が誤って行うものではありません。これは、ドメイン名の過去の評判を利用して、価値の低いコンテンツでも検索で上位にランクインしたいと考えている人々が採用する手法です。これらのドメインは通常、訪問者が検索エンジン以外の方法で見つけることを目的としていません。人々にサービスを提供することを第一に考えた新しいオリジナルのサイトに古いドメイン名を使用しても問題ありません。

大規模なコンテンツの悪用

大規模なコンテンツの悪用とは、検索ランキングを操作することを主な目的として多数のページが生成され、ユーザーの役に立たないことです。この不正行為は通常、作成方法に関係なく、ユーザーにほとんど価値を提供しない、オリジナルではないコンテンツを大量に作成することに焦点を当てています。

この新しいポリシーは、自動生成されたコンテンツに関する以前のスパム ポリシーに基づいて構築されており、コンテンツが自動化、人間の努力、または人間のプロセスと自動化されたプロセスの組み合わせのいずれによって作成されたかに関係なく、大規模なコンテンツの不正使用に対して必要に応じて措置を講じることができます。

2024 年 3 月のコア アップデートと新しいスパム ポリシーについて Web クリエイターが知っておくべきこと | Google 検索セントラル ブログ | 開発者向け Googleから引用

まとめ

まだアップデートがはじまったばかりですし この手の施策は一ヶ月くらいかけてジワジワ変わっていくのが通例ですから 今のところは当ブログも大きな動きは出ていない感じではあります。

これから一ヶ月かけて 上位に君臨している一部の物量系サイトがはたしてどんな動きを見せるのか目が離せません(笑

とは言え Googleの新しいアップデートの判断が「検索上位に君臨している物量系サイトを低品質と評価する」と言っているわけではありませんし、なんなら そういう系サイトを「有益」と判断してしまう未来がないとも言い切れません。

ただ 大規模で広範囲なアプデがかかるらしいので 日頃の微細なアップデートに比べて かなり大きな順位変動が起こることも予想されます。

結局わたしたちにできることと言えば…「誰かのためになる記事を書き続ける」しかないんでしょうねぇ。

それをGoogleが評価できないんであれば Googleもそれだけの実力しかないんだなと諦めるしかないでしょう(どこから目線?w