とまじ庵

TOMADIAの後日譚?

軽自動車×クロスバイクで行動範囲激拡大!退屈な道のりとはサヨナラだ

こんにちは、とまじぃです。今回は、私の趣味であるサイクリングと、愛車のアルトを組み合わせて行動範囲を劇的に広げた体験についてお話しします。さらに、軽自動車での自転車運搬に関する意外な発見や、軽バン購入を検討した経緯なども含めて、詳しくご紹介していきます。

サイクリングの楽しみと課題

クロスバイクでのサイクリングは私の大切な趣味の一つです。新鮮な空気を吸いながら、景色を楽しむのは何物にも代えがたい喜びです。特に、季節の移り変わりを肌で感じられるのが魅力です。春の桜、夏の緑、秋の紅葉、冬の澄んだ空気...それぞれの季節で異なる景色を楽しめるのは、サイクリングならではの醍醐味です。

しかし、この楽しみにも一つ大きな課題がありました。

家から市街地までの10km、これがねぇ...退屈すぎるんだよね〜

最寄りの市街地から自宅までの約10kmの道のりが、実に単調で坂も多く、サイクリングの醍醐味を大きく損なっていたのです。この区間を乗り越えるだけで疲れてしまい、本来楽しむべきサイクリングに支障をきたしていました。

自宅 市街地 平坦な道 急な坂道

具体的には、工業地帯や住宅街が続く単調な景色、交通量の多さによる安全面での緊張、なだらかではあるものの長い上り坂、そして夏場の強い日差しなどが問題でした。これらの要因により、サイクリングの本来の楽しみを味わう前に疲労してしまうという悪循環に陥っていたのです。

軽バン購入の検討

この問題を解決するため、まず思いついたのが軽バンの購入でした。エブリィやN-VANなら、簡単に自転車を積めるだろうと考えたのです。

軽バンなら自転車もラクラク積めるはず!...でもちょっと待てよ?

しかし、実際に価格を調べてみると、予想以上の高額でした。新車のエブリィやN-VANは200万円弱。中古でも100万円を下らない価格帯。趣味のためとはいえ、これだけの出費は簡単には決断できません。

さらに、維持費の増加や燃費の悪化、日常使いでの不便さなども気になりました。これらの要因を考慮すると、軽バンの購入は現実的ではありませんでした。

200万円近くするんだ...さすがに趣味のためだけに買うのは無理があるなぁ

アルトでの輸送を再検討

軽バン購入を断念した後、改めて現在所有しているアルトでの自転車輸送の可能性を探ることにしました。しかし、アルトにクロスバイクを積むのは無理があるのではないか、という懸念がありました。

アルトって結構コンパクトだよね。自転車なんて入るのかな...?

アルトの車内寸法を確認してみると、長さは十分ありそうでしたが、高さと幅が心配でした。また、自転車を乗せることで車内が汚れたり、傷ついたりする可能性も考慮する必要がありました。

意外な解決策:クイックリリース

ところが、クロスバイクのクイックリリース機能に気づいたことで、状況は一変しました。前輪を取り外すだけで、アルトの車内に十分収まることが判明したのです。

おお!前輪外したらスッポリ入った!これは使えるぞ!

クイックリリースは、工具不要で簡単に前輪を取り外せる機構です。これにより、自転車の全長を大幅に短縮することができました。実際に試してみると、予想以上にスムーズに車内に収まり、驚きを隠せませんでした。

この発見により、サイクリングの可能性が大きく広がりました。退屈な区間をスキップし、より魅力的な場所からサイクリングを始められるようになったのです。

軽バンとアルトの比較

ここで、軽バンとアルトの比較を簡単にまとめてみました。軽バンは確かに自転車の積載は簡単ですが、価格や維持費、燃費などの面でアルトに劣ります。一方、アルトは自転車を積むには少し工夫が必要ですが、既に所有している点や、日常の使いやすさでは優れています。この比較から、アルトを活用する方法を見出せたことで、大きな出費を避けつつ、趣味の幅を広げることができたと言えるでしょう。

行動範囲の拡大

アルトとクロスバイクの組み合わせにより、私のサイクリング体験は大きく改善されました。最初の退屈な10kmを車で移動することで、サイクリングのスタートから楽しめるようになりました。また、初めの疲労が軽減されたことで、全体的な走行距離を伸ばすことができました。さらに、車で移動できる範囲が広がったことで、これまで行けなかった場所へのサイクリングも可能になりました。

まさか軽自動車でここまでできるとは!サイクリングの世界が広がった気分だよ!

海沿いのサイクリングロードへのアクセスが容易になったり、山間部の自然豊かなルートを楽しめるようになったり、遠方の観光地を自転車で巡る小旅行が可能になったりと、新しい体験により、サイクリングがより充実した趣味となりました。

安全面の配慮と準備の効率化

車内に自転車を積む際は安全面に十分注意する必要があります。前輪を外した際の車体の固定、車内での適切な配置と固定、運転時の視界確保、外した前輪の保管など、細かな点に気をつけています。

また、当初は車への積み込みや片付けに時間がかかっていましたが、慣れてくると効率的に行えるようになりました。出発前の準備、車への積み込み、到着後の組み立て、帰宅時の片付けなど、一連の流れも回を重ねるごとにスムーズになり、準備や片付けにかかる時間も大幅に短縮されました。

アルトを活用するメリット

軽バンの購入を見送り、アルトを活用することで、コスト削減、燃費の維持、駐車の容易さ、日常使いとの両立など、多くのメリットを得ることができました。特に、制約がある中でのアイデア実現に、新たな喜びを発見できたのは大きな収穫でした。

まとめ

軽自動車とクロスバイクの意外な相性の良さにより、私のサイクリングライフは大きく向上しました。この経験から、既存の制約にとらわれず、柔軟な発想で問題解決に取り組むことの重要性を学びました。また、新しい物を購入する前に、手持ちの物の可能性を最大限に探ることの大切さも実感しました。

さぁて、次はどこに行こうかな。可能性が広がりすぎて迷っちゃうよ〜

皆さんも、日常生活や趣味の中で何か課題を抱えているなら、固定観念にとらわれず新しいアプローチを試してみてはいかがでしょうか。思わぬ発見があるかもしれません。

最後に、この方法を試してみようと思う方へのアドバイスです。車の積載重量制限や自転車の運搬に関する法規制を確認し、初めは近場で練習してから徐々に遠出するのがおすすめです。また、自転車の取り付け、取り外しの練習を十分に行い、長距離移動の際は定期的に安全を確認してください。

それでは、みなさんも素敵なサイクリングライフを!新しい景色、新しい出会いが、きっとあなたを待っていますよ。そして、すでにお持ちの車や道具の新たな可能性を探ってみてください。思わぬ発見が、あなたの趣味や生活をより豊かにするかもしれません。