昨日「ロードバイクがほしい」なんて記事を書きました。
そこで気になるのが「ギア比」の問題。
ロードバイクはフロント2枚、リア8~11枚とか。
ロードバイクのギア比ってどんな感じなんだろ?って気になりまして(笑)
ってことで調べてみました
そもそもギア比とは
ギア比ってなんなん?って方もいるかと思いますので、すげぇざっくりと説明します。
ペダル一回まわしたら後輪が何回まわるか
この記事ではそういうことにしといてください♪
たとえば「ペダルを一回→後輪も一回」だとしたら ギア比は1:1
ペダル一回で後輪二回であれば1:2
ってことですね。
1:2の方が車輪がたくさん回転するのでペダルの回数に対しては速く走れるわけですが、その分ペダルにかかる力は2倍になるので、一概にギア比が高くなれば速いとは単純に行かないのがむずかしいところ。
とかいいつつ、あまりツッコんでむずかしいはなしをする気はありませんので、あくまでも乗り手の体力や空気抵抗などは考慮しないというご都合主義で語っていこうと思います。
ギア比は歯車の山の数で決まります
では実際に自転車のスペック表からギア周りのデータを見てみましょう。
今回は初心者向け(筆者自身も初心者なので)のグラベルロードで考察していきます。
独断と偏見で以下の3台をチョイスしました。
- クロスバイク:GIANT ESCAPE R3 2019
- ロードバイク:GIANT CONTEND2 2019
- ALLOY COMP
次に各車種のチェーンリングとスプロケットのギア数を見ていきましょう。
あ・・・その前に
チェーンリングはフロント側のギア。
スプロケットはリア側のギアだと思っておいてください。
各車種のギア比
まずはざっくりと各車種のギア数を表にしてみましょう。
車種 | フロント | リア |
---|---|---|
ESCAPE R3 | 28/38/48 | 11-32 |
CONTEND 2 | 34/50 | 11-34 |
GT Grade | 34/50 | 11-32 |
ESCAPEがフロント48~28なのに対し他車は50~34なので、フロントギアに関して言えば「クロスバイクよりロードの方が幅広い速度に対応できる」ということですね。
リアに関しては・・・まぁそこまで差はありませんので割愛。
最重と最軽を比べてみます
では次に「一番重い(一番速い)組み合わせと一番軽い(一番遅い)組み合わせ」を比べてみましょう。
赤文字の数字は「ペダル一回転で後輪が何回転するかの目安です)
車種 | 最重 | 最軽 |
---|---|---|
ESCAPE R3 | 48:11=4.36 | 28:32=0.875 |
CONTEND 2 | 50:11=4.54 | 34:34=1 |
GT Grade | 50:11=4.54 | 34:32=1.06 |
検証の結果
- 微々たる差ではあるが最速(最重)はロード勢
- 一番軽くした場合 クロス>ロード>グラベルロード といった感じになりました。
ちなみに もっと気合の入ったモデルやスプロケ交換などでリアが11-28Tだとか11-25Tなんてぇのもあったりしますのでもっと色んな組み合わせが考えられますが、とりあえず上記3車種の場合はこんな感じです。
まとめ
そんな感じでしたが、実際のところ「ギア比だけで速さが決まるわけではない」わけで。
空気抵抗やタイヤの太さ、そして乗り手の能力など速度に影響する要因はギア比以外にもたくさんあります。
ただ・・・ギア比に関してだけ言えば「ロードもクロスも大差ない」のもまた事実です。
ロードに乗り換えた際に「体力不足なせいでクロス乗ってる時とたいして変わらない」なんて事のないように、筋力を鍛えておこうと思います♪